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ジャポニズム

日本的な茶壺繋がり。。。と言う事で。

旧ブログでご紹介したティーキャディー。アメリカの工房が作っていますが、
おそらくアメリカに渡った日本の銀職人の手によるものか、その職人から教わった人が作ったであろうと言う事です。

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図柄はボタンか芙蓉の大輪の花、蝶、草花が施され、その技法は分からないと言う事でしたが、
日本の蝋型鋳金で作られた壺に、同じような仕上がりの細工があったので、もしかしたらそれかも。。。
蝋型鋳金と言うのは、文字のごとく蝋で形を作り(細工も含めて)、それを包み込むように型を取るための
鋳型をくっつけて行きます。

そして乾いたら、普通は二つに割って中の原形を取りだすのですが、割らずにそのまま穴から熱い金属(この場合は銀ですね)を流し込みます。
そうすると自然と蝋は熱さで溶けてなくなりますね。綺麗に形通りの空洞が開いた穴に銀が入れられてそれがかたまると、鋳型を壊して取り出します。
そう。。。二度と同じ形はその鋳型から取れないのです。しかし、細密な細工がそっくりそのまま取れますね。
蝋型鋳金の匠は佐渡にいらしたらしいですが、うる覚えですいません~(滝汗)
どこかのファイルに資料と名前があると思うのですが、探そうとしないめんどくさがりな私~(>_<)
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by kokochiiimonoh | 2013-01-20 21:21 | アンティーク | Comments(4)
Commented by 高蘭 at 2013-01-21 08:43 x
きれいですね〜このような技法の物は初めて見ました。
蝋型鋳金というのですね、勉強になりました!ありがとうございます。
Commented by kokochiiimonoh at 2013-01-21 21:33
ご覧くださって有難うございます。
たまたまテレビを見ていたら、蝋型鋳金の事について放映されていたので、「もしかしたら・・・」と思って。
一つ一つ、分からないことを解明していくって楽しいです。
あれこれ想像を巡らせて、推理して。。。例え分からなくても、意識は当時に飛んで行ける。。。まるでタイムマシンに乗って旅をしているみたいです(笑)

でもまだまだ分からないことが沢山ありますよ~。
Commented by めいちゃん at 2013-01-21 22:35 x
以前のブログでも気になっていたお品です。
繊細な模様に心奪われますね♪

このような素晴らしい作品を作った工房はどこでしょうか?

アメリカの銀器は有名工房が沢山ありますが
このような作品は見たことがありませんでしたので。

Commented by kokochiiimonoh at 2013-01-21 23:58
めいちゃん、
以前のブログでもご覧になってくださったんですね!有難うございます(^O^)
これを作ったメーカーはGeorge W.Shiebler&Co.(シェブラー)で、
ニューヨークに拠点を置き、1876~1910年に活躍した会社です。
非常に良い銀器を作っていた会社らしいですが、数が少なくあまり見る機会が無いかもしれません。

アメリカで一番よく知られた会社はティファニーでしょうか?それとゴーハム。他にも沢山ありますが、アメリカ銀器にのめりこむとまた資金が沢山必要になっちゃうので、我慢我慢。。。見てるだけ~にしないとね(爆)
それでもちょこちょこスプーンとかお迎えしちゃってます(汗)
英国銀器やフランス銀器よりもお安いので、ついつい。。。駄目ですねぇ~(>_<)
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